目覚めましょ車内公共マナーにも

耳元の「クシャクシャ」という音で、目が覚めた。

通勤電車の中、貴重な睡眠タイムを奪ったのは

隣に座る大学生風のお兄ちゃん。

スーパーのレジ袋を細長くたたんで丸結びしていたのだ。

「エライッ!」

起こされたはずが、拍手したい気分に。

実はその袋、私の足元ヨコに、ふんわり膨らんで転がっていたもの。

危険物かもしれないし〜

と、一応の理由をつけて拾いもせず、袋からちょっと離れて座ってしまった私。

“袋の席” は、空席はそこだけにもかかわらず、誰もが避けたまま。

ところがお兄ちゃんは、

袋を拾ってたたみ、ズボンのポケットに入れ、

終点に着いたあと、ホームのゴミ箱へ捨ててくれた。

最近の若い子は……

と思うことも多いが、いい年した自分の方がよっぽどなってない。

若い子にも見習う点はいっぱい。

こんな「エライッ!」お兄ちゃんがいること、ここにアピールしておこう。

【気づきの一苦】

努めよう人のいい面拾うよに(披露世に)



  • 筆者: 塚崎 登代
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